国際ひろば

お客様は神様?

最近、世界の国々からやってきた人々と研修を行いました。
研修中のある日、皆で車で出かけ、帰りにガソリンスタンドへ寄りました。店員が大きな声で「オーライ!オーライ!」と叫びながら、車を誘導してくれます。給油機の横に車が着いた時に、両手を大きく広げて「OKでーす!」 この光景を見ていた外国人たちは、目を丸くして「この人たちは何をしているの?」 さらに、店員は運転席のすぐ横に来て、腰をかがめて丁寧な言葉で注文を聞きます。「レギュラー満タン」と伝えると、またも大声で他の店員に向かって、「レギュラー満タンお願いしまーす」 給油が始まると、二人の店員が窓を拭いてくれます。また、車内の掃除用に、お絞りと粘着テープの付いたローラーを「どうぞお使いください」と貸してくれます。給油が終り支払を済ませて、いざ出発と思いきや、「ブレーキランプのチェックをいたします。ペダルを踏んでくださーい」 言われるがままにブレーキを踏むと、車の後ろから「ブレーキランプOKでーす!」 。最後に、車道に出て行くための誘導までしてくれて深々とお辞儀をして見送ってくれました。この一連のサービスを、驚きをもって眺めていた外国人たちは、感動を通り越して、「なぜ日本人はここまでサービスをするのか?」と、理解に苦しんでいる様子でした。
なぜ日本人は、仕事においてこれほどまでサービス精神を生きるのでしょう?商売人の間では「お客様は神様です」という言葉があります。結局は、お金を儲けるためと言えるかもしれません。しかし、ただお金のためだけではなさそうです。「お客様は神様です」 この言葉が示しているように、仕事を通して、客に喜んでもらいたい、、そんな心理が日本人の心には働いているのではないでしょうか。